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一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか?(小川晋平,俣野成敏)

Business

 

一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか?

一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか?

 

 

「一流の人」や「雑談力」といったキーワードはキャッチーで、とりあえず読んでみるかな、という気にさせるハウツー本。雑談の本だが、オフタイムのビジネストークをどのようにしたらよいか?というのがメインの営業トークの本。

 雑談とは何なのか?高校生が放課後の暇つぶしにする他愛のないその場の時間を過ごすためのものは本書には取り上げられない。本書は「一流の人」になりたい人たちに向けたもの。何かを成し遂げる目的があり、ちょっとした会話もチャンスにつなげるためのコツを紹介するために書かれたものだ。

どんな風に職場の人間に接していくのか、取引先の人と話すのか?ビジネスの目的があるなかでどのように会話をリードしていくのか、といったことが作者の経験則に則って紹介される。リードがうまいなと感心させられるような会話の例が数々挙げられているが、①目的意識がはっきりしている、②相手の状況や好みをうまく推定できている、といった条件がそろって初めて、目的にかなった話題を相手にふって話が自分の思ったとおりに進むのだろう。後者が特に難しいことであり、よく人を観察していなければなかなかできない。

小難しいことがつらつらと書かれた本ではないので、さっと読んでなるほど、となり、ついでにコアな主張がわかると満足できる。