読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バフェットからの手紙・バフェットの法則

 

バフェットからの手紙 [第3版] (ウィザードブックシリーズ)

バフェットからの手紙 [第3版] (ウィザードブックシリーズ)

 

 

株で富を築くバフェットの法則[最新版]---不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法

株で富を築くバフェットの法則[最新版]---不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法

 

世界でもっとも著明な投資家、Warren Buffett関連の書籍がKindleストアで安くなっていたので何冊か読んでみました。

 

前者はバフェットがバークシャー・ハサウェイのアニュアル・レポートで株主に向けて書いた記事が集められている内容。様々な分野、株を始めとして税のことや企業の買収、会計の事などに触れて話題が挙げられている。この中でバフェットは自らが行った偉大な投資の話やミス、機会を逃してしまった話というような自分にとって不利なことまで書いている。全てはオーナーである株主の利益のためということが非常によく伝わってくる。また、投資をする際に重視している事についてもよく触れており、勉強になる。

 

後者はこれらのアニュアルレポートやバークシャー・ハサウェイが行った投資を分析しながらバフェットの投資について学ぶ本。

投資の原則として

・シンプルで理解できる事業か
・安定した事業実績が有るか
・長期的に明るい見通しがあるか
・経営者は合理的か
・株主に率直に話せる経営者か
・組織の習性に屈しない経営者か
・ 1株当たり利益ではなく、自己資本利益率をあげようとしているか
・「オーナー利益」を考えているか
・利益率の高い企業を探しているか
・1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上上がるように心がけているか
・事業の価値はどれくらいか
・その事業を価値よりもはるかに安い金額で買収することは可能か
といった事が挙げられている。9つの実際の買収の案件についても分析されている。割安株を狙うというグレアムの投資法、分散投資ではなく集中投資を行うというフィシャーの投資法、そして、パートナーのマンガーの英知についても触れている。

心理学を経済の分野に持ち込んだノーベル賞受賞者、ダニエル・カーネマンやリチャード・セイラーといった人々の行動心理学の話も交えながら、いかにバフェットの投資が合理的なものであるか、人々が飛びつくようなものに惑わされないかということも強調されている。

 

資産運用を行う人であれば誰しもが憧れるバフェットではあるが、これらの本で一夜にしてバフェットの頭脳が手に入るわけではないにしても、とても得るものが多い教科書だろう。

 

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
 

 

 

ファスト&スロー (下)

ファスト&スロー (下)

 

 

 

セイラー教授の行動経済学入門

セイラー教授の行動経済学入門