認知科学への招待

 

認知科学への招待

認知科学への招待

 

 認知科学、Artificial Intelligenceについての入門的な紹介と、筆者の留学時代の経験の紹介。筆者のプロフィールはWikipediaなどを見る限りとらえどころが無い方で、現在、認知科学、AIを専門としているわけではないようです。

認知科学の黎明期がどのようにして研究を進めていったのか、という流れは面白かった。チョムスキー生成文法の研究のAIへの貢献と限界は初めてそのつながりを認識した。最終章での次のパラダイムの話、超情報場の話などは自分には具体的なイメージがすっとはいってくるものではなかった。しかし、今後の予想として、響く人には響くのではないでしょうか。

全体を通してみると平易で読みやすい本でした。

ただ、現在の人工知能研究といえば、やはりディープラーニングに話の方向を向けて絡めて論じていただけたらもっと自分には楽しめたと思います。